交流とは、電気の流れる向き、電流、電圧が周期的に変化していると説明しましたが、「1秒間に繰り返される波の数」のことを「周波数」といい、周波数の単位は「Hz(ヘルツ)」といいます。
西日本は60Hzなので「1秒間に向きや大きさが60回変化している」ということです。
東日本は50Hzなので「1秒間に向きや大きさが50回変化している」ということです。
知ってナットク!エリフくんの電気のポイント第29話
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第29話
直流と交流の違いってなに?
電気には、直流DC(Direct Current)と交流AC(Altemating Current)があります。
直流とは、電気が電線を流れるとき、その向きや大きさ(電流)、勢い(電圧)が変化しない電気の流れ方をいいます。 例えば、懐中電灯など電池に電球をつないで光らせている電気は直流であり、電気は常に一方通行で変化しません。必ず電池の向きに気をつけなければいけません。
交流とは、電気の流れる向き、電流、電圧が周期的に変化している流れ方です。例えば、家庭で利用する電気は、すべて交流です。コンセントから流れる電気や、電灯をつけている電気は、常に行ったり来たりを繰り返しているのです。
交流とは、電気の流れる向き、電流、電圧が周期的に変化していると説明しましたが、「1秒間に繰り返される波の数」のことを「周波数」といい、周波数の単位は「Hz(ヘルツ)」といいます。 西日本は60Hzなので「1秒間に向きや大きさが60回変化している」ということです。東日本は50Hzなので「1秒間に向きや大きさが50回変化している」ということです。
日本で電気が使われるようになった明治時代は、外国から発電機を輸入していましたが、当時の東京電燈がドイツ製の50Hzの発電機を輸入し、大阪電燈がアメリカ製の60Hzの発電機を輸入したのが理由です。