コードを釘や留め金具で固定すると、コードが押しつぶされて内部が断線したり、過熱・発火をする原因になります。
コードの上に物を置いていませんか?
断線やショート、漏電が起こり、火災につながる恐れがあります。
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電気製品を安全にお使いいただくために、以下のポイントに従って、プラグやコードなどの点検をしましょう。
チェックの結果、不良個所があった場合は、電気工事店へ依頼し修理しましょう。
コードの上に物を置いていませんか?
断線やショート、漏電が起こり、火災につながる恐れがあります。
コンセントやプラグに破損・変色・ホコリの付着はありませんか?
トラッキング現象※により火災の原因となることがあります。ときどきプラグを抜いて、乾いた布などできれいに掃除しましょう。
束ねたコードをそのまま使用していませんか?
束ねた部分の放熱が悪くなり、局部的に過熱・発火の恐れがあります。
コードを釘や留め金具で固定したりコードをねじり合わせてつないだりしていませんか?
コードが傷ついたり内部が断線したりして、ショートや漏電の原因になります。
タコ足配線をしていませんか?
コンセントやテーブルタップに表示されている使用可能な容量以上の電気製品を同時に使用すると、過熱・発火の恐れがあります。
継ぎ足したコードを使っていませんか?
継ぎ足した部分が過熱・発火する恐れがあります。
プラグがグラついたり熱くなったりしていませんか?
プラグの接触不良などにより、過熱・発火の恐れがあります。しっかり差し込みましょう。
アース(接地)線が取り付けてありますか?
感電の危険を小さくするため、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジなど湿気のある場所で使うものには必ずアースを付けましょう。
屋外の器具が破損・腐食していませんか?それによって雨水が浸入していませんか?
漏電遮断器のテストボタンを押して、動作を確認していますか?
配線工事には、専門の知識と技能をもった電気工事士の資格が必要です。配線工事は必ず電気工事店に依頼しましょう。
コードを釘や留め金具で固定すると、コードが押しつぶされて内部が断線したり、過熱・発火をする原因になります。
コードとコードを直接ねじってつなぐと、内部がショートしたり、過熱・発火をする原因になります。
たとえば、エアコンを購入した場合には、次の工事が必要です。
漏電遮断器の取り付け
アース(接地)線の取り付け
エアコンの専用配線
「漏電遮断器」は、電気が大地に触れた時、すばやく電気を遮断し、感電や火災を未然に防止します。単相三線式の漏電遮断器は、電気製品の損傷を防止できる「中性線欠相保護機能付き」にしましょう。
「安全ブレーカー」は、電気製品の故障や配線がショートした時、電気を使い過ぎた時、自動的に電気を遮断します。
「感震ブレーカー」は、一定以上の地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を遮断するものです。地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する電気火災を防止します。
1
事前に電気製品のプラグをコンセントから抜く
2
安全ブレーカーのつまみを全部「切」にする
3
漏電遮断器のテストボタンを押す
4
表示ボタンを押し込む
5
漏電遮断器のつまみを「入」にする
6
安全ブレーカーのつまみを「入」にする
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