知ってナットク！エリフくんの電気のポイント
第28話
電子レンジはなぜ熱くなるの？
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電子レンジは、電波（マイクロ波）による振動により、熱を発生させる調理器です。
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電子レンジは、マグネトロンという装置から、周波数2,450メガヘルツ（MHz）という高い周波数の電波（マイクロ波）を当てることによって、食品に含まれている水の分子などを振動させて、摩擦熱を生じさせることにより、熱が内側から広がって食品全体を温めます。
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電波は直進する性質があります。食品などの水分を含んだ物質には吸収されて発熱しますが、陶器やガラスなど水を含まない物質は通過します。また、金属にあたると反射します。したがって、金属製の容器を用いると容器の中の食品は温まりません。
安全に使うための注意点
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突沸現象にご注意
飲み物や、油脂分の多い液体は加熱しすぎた場合、突然沸騰して飛び散る（突沸現象）ことがあり、やけどの原因になりますので、注意してください。
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レンジ加熱をしてはいけない食品
卵や栗、ぎんなんなどは、殻付きのまま加熱しないでください。 殻が破裂します。
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調理以外の目的に使用しない
湯たんぽの加熱、おしぼりの加熱・乾燥、哺乳ビンの消毒など取扱説明書に記載している以外の用途で使用すると、発煙、発火、破裂、やけどなどの原因になります。