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協会案内

知ってナットク!エリフくんの電気のポイント

第23話

電気が通じている電線にとまっている鳥はなぜ感電しないのでしょうか?

電流は電圧に差(電位差)がないと流れません。だから、電線に止まっている鳥は、1本の電線に両足で止まっていれば、両足の電圧に差がないので体に電流が流れないから感電しません。広げた羽が別の線に触れたり、大きな鳥が2本の線にまたがってとまると、電圧に差が生じるので電流が流れて感電してしまいます。
人の場合、電圧がかかっている電線に触れることにより、人の体を通って大地(地面)に電流が流れるため感電します。台風の後など、垂れ下がった電線には絶対に触れないようにしましょう。