SAFETY保安

保安事例

高圧受電設備から○○が!?

経緯

数年前のこと。当協会と保安管理業務の契約をされていないパチンコ店から「停電して営業ができず困っています。至急、故障対応してもらえないでしょうか。電気主任技術者の方が高齢で、先日死亡され困っています。できたら保安協会さんと契約もしたいのですが…」という電話をいただき、保安技師2名で出動しました。
現地に到着すると、停電で電灯も空調も止まっていました。お客さまの案内で屋上の高圧受電設備に行き、外部点検すると、高圧地絡継電器(GR)の動作により高圧負荷開閉器(LBS)が開放していました。念のため中国電力の高圧引き込み開閉器を開放し、高圧機器外部精密点検や絶縁抵抗測定を実施しましたが、異常ありませんでした。
GRの誤動作かな?と思いつつキュービクルの隅を見ると、黒くて古い“ハンディモップ”のようなものがあったため、取り除こうと手を伸ばすと、その“ハンディモップ”がぴょんと走り出しました。驚いてそれを見ると、背中に火傷をした黒猫が逃げて行くではありませんか!

原因と対応策

上の図のように、屋上の三角屋根の上に高圧受電設備が固定してあったため、屋根と床の接続面に大きな開口部ができていました。この開口部から猫が侵入し、中の変圧器で暖をとり、上方のアングルに飛び移った際、LBSの充電部に接触したため、高圧地絡事故となったと思われます。
たちまち、そばにあった木材で隙間を塞ぎ応急処置をした後、電気工事店に至急金網等で開口部を確実に塞ぐようにお願いしました。(この素早い故障対応がお客さまに喜ばれ、後日保安管理契約も締結いただきました。)


電気の保安に関するご相談は、お近くの中国電気保安協会までお寄せください。

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