SAFETY保安

保安事例

雨が原因の短絡事故

経緯

ある晩秋の土曜日のこと。その日は時折強く降ったりやんだりするような雨模様。お客さまから「配電線の短絡事故があり、その原因を探したところ、○○という工場が原因のようだ。一回行って見てくれ」との連絡が入りました。ちょうど出勤していた保安員に調査に出動してもらい、波及事故の恐れもあるので、私は協会で連絡と書類作成をすることにしました。しばらくすると調査に赴いた保安員が帰ってきて、原因は引き込みケーブルの端末の三叉管部分での短絡と分かりました。

原因と対応策

点検ファイルの年次点検における高圧絶縁抵抗を見てみると正常でしたが、三叉管の部分が接触していたため、この雨で絶縁破壊を起こし、短絡に至ったものと思われました。
幸いにも現場で工場の社長さんと会うことができ、翌日に復旧工事をすることになりました。
翌日、工事を行い、耐圧試験を行ったところ、試験結果は良好。翌月曜日には普段どおり操業ができました。
社長さんによると、車で出かけるとき光と音がしたが、雷かと思って気にしなかった。まさかうちの設備が壊れたとは思わなかったということでした。ちなみに、波及事故かと思ったのですが、○○工場のSOG開閉器はSO動作で働いており、波及事故扱いにはなりませんでした。
月次点検では、キュービクル等の設備に目がいきがちですが、上を見上げての目視点検も重要だと思い知らされた事故でした。

作動していた保護装置


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