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エリフくんのなぜ?なに?どうして?第11回

エリフくんのなぜ?なに?どうして?第11回

博士~、ブレーカーって何ですか?

家庭用の分電盤には一般的に漏電ブレーカー(漏電遮断器)と安全ブレーカーが取り付けられておるのじゃ。それと最近では感震ブレーカーというのもあるのじゃ。

どう違うの?

同じブレーカーでもはたらきが違うのじゃ。ホットプレートや電気ポットなどを同時に使っておるときに突然電気が切れたことがないかの?

あるわ!

それは安全ブレーカーが切れたのじゃよ。

どうして切れるんですか?

各部屋の照明やコンセントは安全ブレーカーから電線によって配線されておるのじゃが、その電線の許容電流を超えると温度が上がって火災の原因となるのじゃ。安全ブレーカーはそれぞれの電線を守るため、電流が大きくなると自動的に切れて電気を遮断する装置のことじゃ。それと配線などがショートしたときも自動的に切れるのじゃ。

あれ? 安全ブレーカーに“20”って表示されていますね。

“20”とはその安全ブレーカーの定格電流のことじゃ。一般的な安全ブレーカーの定格電流は20Aで20Aを超える電流が流れたときに安全ブレーカーが切れるのじゃ。

前に電力を計算する公式は、電力(W)=電流(A)×電圧(V)って教わったわよね。

そのとおりじゃ。一般的に家庭の壁に取り付けられているコンセントの電圧は100Vじゃから、20A×100V=2,000Wで、一つの安全ブレーカーでは2,000Wを超えて使った場合に切れるのじゃ。

安全ブレーカーが切れたらどうすればいいのですか?

安全ブレーカーの容量を超えている場合は、電化製品を同時に使うのをやめるか、違う安全ブレーカーからの配線へ電化製品を差し替えるのじゃ。頻繁に切れるようなら回路を増やすことも必要じゃな。

まず安全ブレーカーの容量を超えないようにするのね。

そうじゃな。じゃが、安全ブレーカーは熱によって切れるしくみになっておるので、電化製品の使用を控えても、熱が高いままだと、また切れる場合もあるのじゃよ。そういった場合は少し時間をおいてから安全ブレーカーをONにしてみるのじゃ。

そうなんですね。

それでも安全ブレーカーが切れる場合は配線などがショートしている恐れもあるので電力会社や電気工事店に相談することじゃ。

感震ブレーカーって何ですか?

感震ブレーカーは、地震を感知すると自動的に切れて電気を遮断して地震による電気火災を防ぐブレーカーのことじゃ。

地震で電気火災が起こるの?

地震によってタンスなどの下敷きになったコードがショートして火災が起こったり、電気ストーブに燃えやすいものが落下して火災が発生するなど、地震による火災のなかで電気が原因での火災の割合は高いのじゃ。

それを防ぐためのブレーカーなのね。

そのとおりじゃ。

漏電ブレーカーって何ですか?

漏電ブレーカーは使いすぎで切れるほかに、漏電を検知したら自動的に切れて電気を遮断して感電や火災を防ぐブレーカーのことじゃ。家庭用では主幹のブレーカーが漏電ブレーカーの場合が多いのじゃよ。

主幹のブレーカーが切れたら家中が停電するということね。

漏電で主幹の漏電ブレーカーが切れたらどうすればいいんですか?

漏電ブレーカーが切れたときの一般的な操作方法は次のとおりじゃ。
1.安全ブレーカーをすべてOFFにする。
2.主幹の漏電ブレーカーをONにする。
 ・表示ボタンがある場合はボタンを押し込む
 ・レバーが途中で止まっている場合は一度下げてからONにする
3.安全ブレーカーを一つずつONにする。
4.ある安全ブレーカーをONにしたとき主幹の漏電ブレーカーがOFFになる。その回路の配線か使用している機器が漏電していることになる。
5.問題のあった安全ブレーカーをOFFにし、それ以外をONにする。

これで問題のある回路以外は停電の復旧ができるのじゃ。そのあと、電力会社や電気工事店に点検を依頼すれば停電している時間は短くできるのじゃ。

停電したら大変ですよね。

もし、停電したときに困らないように分電盤の位置を確認しておくことじゃ。

そうね。停電して真っ暗の中で分電盤を探すのは大変だもんね。

そうじゃな。分電盤の前に物などを置いておると、いざというときに慌てるぞ!

確認してきます!

※一般的な対応を記載しています。当協会と外部委託契約をいただいているビル・工場などの電気トラブル発生時は当協会へご連絡ください。

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