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協会案内

知ってナットク!エリフくんの電気のポイント

第17話

漏電とは、文字通り電気が漏れている状況のことです。電気配線や電気器具類には、電気が漏れないよう「絶縁」という処理がされていますが、電線が傷ついたり、老朽化して被覆がはがれるなどにより、そこから電気が漏れると漏電が起こります。また、防水処置がされていない電気器具に水がかかったりして絶縁が悪くなることでも漏電は起こります。漏電すると、感電の危険性があり、火災の原因にもなります。

漏電による事故・災害等の防止のポイントをご紹介します。

  • アースの設置

    アース(接地)は、配線や電気器具などが万一漏電した時に、漏れた電流を大地に逃がして、感電の危険を少なくするものです。

  • 漏電遮断器の設置

    漏電遮断機は、漏電したときに、漏電を感知して自動で電気を切る安全装置です。アースと漏電遮断器両方を取り付けると、さらに効果があります。